便は、健康のバロメーターと言われるように便の調子は消化機能の不調や疲労のサインでもあります。一般的に男性に下痢が多く、女性に便秘が多い傾向にあります。
それは性ホルモンの影響や身体のつくりによるものです。便秘は男女ともに年齢を重ねるほどなりやすくなります。

「便秘」は大腸の働きが鈍ることで便の通過速度が遅れ、水分が吸収されすぎてかたくなります。
「下痢」は大腸の働きが鈍ることで便の通過速度が早まり、水分が吸収されずにおこります。

つまり男女ともに「大腸」の働きが鈍くなっていることが原因ですが女性は便秘に、男性は下痢になりやすいです。面白いですよね～。あれ、そう思うの僕だけ？

2020年に発表された岐阜大学の研究結果では、腸に痛みや刺激があると、痛みを緩和するために脳から神経伝達物質が出ます。その物質が女性の場合は、大腸のぜんどう運動を抑えるものであるのに対し、男性の場合はぜんどう運動を促すものであることがわかりました。
腹筋群が弱いと、ぜんどう運動や排便時のいきみが弱くなり便秘になりやすいこともわかっています。

男女で逆なんですよね、、、なぜその仕組みにしたカミサマ

ということでパートナーがお腹の調子が悪そうな時は、
「昨日あんなもの食べたから」とか「食物繊維を摂れば？」と決めつけず「性ホルモン」によるものかもしれないという選択肢もあると寄り添ってあげやすくなるかもしれないですね♪

それでは今日はこの辺で！次回も要チェックや！